省心会は、ひとり文芸ミュージカルの普及発展を目的に設立されました。このエンターテイメントは、古典芸能や舞踊など日本の独特な様式を取り入れています。会名「省心会」は「省略する心」を意味し、俳句のような簡素さを目指しています。
稲畑廣太郎/省心会創設メンバー
俳人・俳誌「ホトトギス」主宰
1957年兵庫県芦屋市生まれ。高浜虚子の曾孫、俳人・稲畑汀子の息子として幼少の頃より俳句に親しむ。1982年、甲南大学経済学部を卒業し合資会社ホトトギス社に入社、2013年、「ホトトギス」主宰に就任。著書に『曽祖父(ひいじいさん)虚子の一句』句集に『廣太郎句集』『半分』『八分の六』。2016年、第4句集『玉箒(たまははき)』を発表し「第2回 加藤郁乎記念賞」を受賞。2018年には、句集『 閏(うるう)』を発表。
スミダガワミドリ/省心会創設メンバー
作詞家・脚本家
日本作詞家協会会員
ひとり文芸ミュージカル全作品の脚本を執筆。
(音楽家神尾憲一の作詞家としてのペンネーム)
神尾憲一について
日本音楽著作権協会放送メディア委員会委員
代表作『バーバパパ世界をまわる』受賞歴
2007日本音楽著作権協会国際賞4位
2011日本音楽著作権協会国際賞1位
2013日本音楽著作権協会国際賞5位
2015日本音楽著作権協会国際賞3位
2016日本音楽著作権協会国際賞10位
担当作品受賞歴
1990平成2年度推薦文化財賞授賞(厚生省)
ミュージカル「3びきのこぶた」
1993平成5年度推薦文化財賞授賞(厚生省)
ミュージカル「つるのおんがえし」
199494年度国際児童文化芸術招聘作品(上海)
バレエ組曲『日本の夏祭り』
1997キネマ旬報邦楽部門五位
映画『鬼火』
稲坂良比呂/省心会創設メンバー
香の伝道師・劇作家
早稲田大学演劇学科を卒業後に劇作家になる。劇団文学座を経て脚本作家、CM演出家として活躍。82年、日本の「香道」が初めて世界へ向けて実演紹介されたニューヨーク国連本部の大ホールで舞台の構成演出を担当。各種メディアでは「香の伝道師」と呼ばれ講演・講座を多数こなす。フランスのインテリアフレグランスのトップブランド「ESTEBAN(エステバン)」の日本導入プロデュースも手掛けている。著書に「香と日本人」、(角川文庫)他。銀座「香十」前代表、現在は、日本香道HD特別顧問を務める。
名誉会長 瀬川昌久(故人)/省心会創設メンバー
ミュージカル評論家・ジャズ評論家
1924年東京生まれ。少年時よりジャズを愛好し、1950年代ビジネスでニューヨークに滞在中チャーリー・パーカーやギル・エヴァンスに接してその研究に努む。帰国後、ジャズ、レヴュー、ミュージカルなどの企画・評論に従事。現在、社団法人日本ポピュラー音楽協会名誉会長、月刊誌『ミャージカル』編集人。永年にわたるジャズ音楽とミュージカル普及の功績により、文化庁長官賞を受賞。
田 畑 邦 治 (たばた くにはる)/省心会創設メンバー
昭和22年(1947年)北海道函館市生まれ
最終学歴:上智大学大学院哲学研究科修了(文学修士)
【職歴】 上智大学中世思想研究所職員、筑波大学非常勤講師、聖母女子短期大学専任講師、聖マリアンナ医科大学非常勤講師、
聖母女子短期大学助教授、同教授、白百合女子大学文学部宗教科教授、同大学学長(令和2年3月まで)
令和2年(2020年4月1日天使大学学長(現在に至る)
【学会・社会活動】
NPO法人 生と死を考える会、理事長(平成29年5月まで)
平成19年9月、日本カトリック教育学会会長(平成25年9月まで)
平成28年9月、ケアの哲学学会代表(令和2年2020年2月まで)
平成29年5月、「NPO法人 生と死を考える会」副理事長(現在に至る)
【主たる著書等】
出会いの看護論-人間の尊厳と他者の発見、単著、平成6年(1994年)、看護の科学社新訂 ケアの時代を生きる-かかわ
りと自己実現、単著、平成9年(1997年)、看護科学社精神保健学―患者と看護婦のメンタルヘルス(現代看護学基礎講
座12)、共著、真興交易医書出版部、平成5年(1993年)。編者:川野雅資哲学-看護と人間に向かう哲学、共編著、
平成15年(2003年)12月、ヌ―ヴェルヒロカワ、共編者 田畑邦治 田中美恵子『「心豊か」に生きるヒントは古典に
あり。』(単著、平成28年(2016年2月)三笠書房キリスト教と日本の深層(共編著)、平成24年(2012年)3月、オリエンス
宗教研究所
【最近の主たる論文】
西行と芭蕉の霊性(連載全10回)、単著、カルメル―今日の霊性、カルメル会、平成25年(2013年)9月~平成27年
(2015年)9月まで。
道元の霊性に学ぶ(連載全4回)、単著、カルメル―今日の霊性、カルメル会、平成29年(2017年)3月から平成29年
(2017年)12月まで。
それでもなお人格教育を目指して―人材教育の趨勢の中で、単著、日本私立大学連盟『大学時報』2019年(平成31年)1月
号(第68巻384号、通巻398号)
自分の容量を超えて相手を―ケアの精神とキリスト教の人間観、単著、鹿児島純心女子大学キリスト教文化研究センター報
告、第7号、2019年3月、41-66頁
【主たる研究分野】
日本人の死生観・霊性とキリスト教の出会い
源氏物語・西行・芭蕉における宗教性・霊性
ケアにおける人格と他者の尊厳
馬場紀衣 2024/11 省心会メンバー
文筆家、書評家、物語蒐集家。12歳で海外へ。バレエを踊るかたわら古今東西の物語に魅了され、現在に至る。身体表現を伴うすべてを愛するライターでもある。小学館「和樂web」、光文社「読書の森」、「トーキングヘッズ叢書」などに執筆中。
林田直樹(はやしだ・なおき)/2023年6月より省心会参加
1963年埼玉県春日部市生まれ。音楽ジャーナリスト・評論家。慶應義塾大学文学部仏文学専攻を卒業後、音楽之友社で楽譜・書籍・月刊誌『音楽の友』『レコード芸術』の編集を経て独立。オペラ、バレエから現代音楽やクロスオーバーまで、近年では美術や文学なども含む幅広い分野で取材・著述活動を行なう。
著書『そこにはいつも、音楽と言葉があった』(音楽之友社)、『ルネ・マルタンプロデュースの極意』(アルテスパブリッシング)、『クラシック新定番100人100曲』(アスキー新書)、『バレエ入門』(共著、ヤマハミュージックメディア)、他。インターネットラジオ「カフェ・フィガロ」(コロナ禍以降は新規収録を中止して再放送中)のパーソナリティを2005年より、「OTTAVA」プレゼンターを2007年の開局時より続けている。音楽之友社社外メディア・コーディネーター。
田中雅之/2023年11月より省心会参加
ディオール、シスレーなどの外資ブランドのコミュニケーション&PRを担当後、2015年2月よりミヤビブランドコミュニケーションズ株式会社を設立。
ファッション、ビューティ、ジュエリー、ホテル、キャラクターなどラグジュアリーなアイテムのブランドコミュニケーターとして活躍。
また司会業もこなすかたわら、素敵なものを求めて日本各地で取材配信をしている
花千代/省心会創設メンバー
フラワーデザイナー/省心会創設メンバー
1996年渡仏。パリにてフラワーデザインを学ぶ。 フランス園芸協会(DAFA)1級資格、Ecole Francais de Decoration Floraleのディプロムを取得後、16区のフローリスト Piere Declercqにて1年間研修する。 帰国後、フラワーデザイナーとしてCMや映画のスタイリング、イベントや店舗ディスプレイ、ホテルなどのアドバイザーとして活躍、洞爺湖G8サミットの公式晩餐会の会場装花も手がけた。 現在は、花と家具のコラボレーションやミュージカル舞台の美術など常に新しいジャンルに挑戦し続けている。
国弘よう子(くにひろようこ)/2023年6月より省心会参加
FM東京のクラシック番組「音楽の森」のパーソナリティとして14年間、山本直純氏、故立川澄人氏や、羽田健太郎氏とコンビを組んで好評を博し、テレビ・ラジオ以外にも雑誌に寄稿するなどライターとしても活動。また、故淀川長治氏の番組などに参加し、直に数多くの話を聞くチャンスを得て影響もうけている。現在は、東京中日スポーツ「シネマプロムナード」、WEB「シネマ銀河」の映画評論を担当。また、クラシックの司会やコンサートの構成などに加え、福祉問題、社会問題などの取材にも積極的に取り組んでいる。日本映画ペンクラブ会員。
松平盟子(まつだいらめいこ)/2023年10月より省心会参加
歌人・歌誌「プチ★モンド」主宰
愛知県生まれ。「帆を張る父のやうに」50首により角川短歌賞。
歌集に『シュガー』『プラチナ・ブルース』(河野愛子賞)
『カフェの木椅子が軋むまま』『愛の方舟』など。
著書に『母の愛 与謝野晶子の童話』『与謝野晶子の百首』。
エッセイ集に『パリを抱きしめる』『真珠時間』。
古典芸能関係書として『文楽にアクセス』など。
「パリにおける与謝野晶子」をテーマにパリ第7大学にて国際交流基金在外研究(98年
~99年)。
歌誌「プチ★モンド」編集発行人。与謝野晶子研究家。日本文藝家協会会員。
Copyright ©